京都SMIは、産学公連携のエキスパートを産業界・学術界から広く募り、経営管理にあたります。
役員プロフィール
理事長 中辻 憲夫
(元 京都大学 物質-細胞統合システム拠点(WPI-iCeMS) 特定拠点教授・設立拠点長、元 再生医科学研究所 幹細胞研究部門 発生分化研究分野 教授、京都大学名誉教授)
1972年京都大学理学部卒業、1977年京都大学理学博士。米国や英国など海外で研究活動のち国立遺伝学研究所教授や京大再生医科学研究所教授・所長などを歴任。マウス、サル、ヒト胚性幹細胞(ES細胞)をはじめ、生殖細胞や神経細胞など、様々な細胞の発生分化および幹細胞研究を進めてきた。2003年には国内で最初にヒトES細胞株の樹立に成功し分配体制を確立した研究チームを率いると共に、大学発バイオベンチャー(株)リプロセルを起業。2007年にはiCeMSを設立。文科省世界トップレベル研究拠点の一つであるiCeMS初代拠点長として、多分野の精鋭を集め、細胞科学と物質科学を統合した新たな学際領域の創出を推進し、真に国際的な研究組織を構築する等、多彩な経歴を活かすと共に、ES/iPS細胞を用いた再生医療実用化に必要な技術開発、疾患モデル作成や新薬開発に応用する研究などを続ける。2015年4月より京都SMI副理事長、2016年7月より理事長に就任。
副理事長 新居 誠一郎
(新居合同税理士事務所 代表税理士)
1980年和歌山大学卒業。1988年税理士登録。1990年に新居合同税理士事務所代表税理士および株式会社三和コンサルティング代表取締役に就任。2006年に株式会社クレイドル取締役に就任。公益社団法人日本WHO協会理事、公益社団法人大阪自然環境保全協会監事、認定特定非営利活動法人大阪NPOセンター監事、はじめ、多くの法人の理事・監事を務める。2021年より京都SMI副理事長に就任。
理事 末松 千尋
(京都大学 経営管理大学院 教授)
1979年東京工業大学卒業。1984年スタンフォード大学大学院MOTスクール修了。1985年より、マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク・ジャパンに入社、1988年にコンサルティング会社を創業し、国内外の大手企業からベンチャーまで、ITをキーワードにした全社組織変革・戦略構築コンサルティング活動に従事。1995-2000年慶應義塾大学ビジネススクール講師を兼任。2001年より京都大学大学院経済学研究科助教授を経て、2005年より教授。2006年より京都大学経営管理大学院教授兼務。主な著書に『オープンソースと次世代IT戦略』『京様式経営?モジュール化戦略』(日本経済新聞社)など。2010年9月より京都SMI理事に就任。
監事 坂出 健
(京都大学大学院経済学研究科 准教授)
1992年京都大学経済学部卒業、1994年京都大学経済学修士。同年より富山大学経済学部で助手・講師を務め、1998年京都大学 大学院経済学研究科の助教授を経て、2007年より准教授。2011年京都大学経済学博士。著書に『イギリス航空機産業と「帝国の終焉」』(有斐閣、2010年)
アドバイザー 徳田 昭雄
(立命館大学 経営学部 教授/Institut Mines-Télécom 客員教授)
2000年、立命館大学経営学研究科博士後期課程修了(経営学博士)。英国Reading University、独国RWTH Aachen、仏国EHESS (国立社会科学高等研究院) 客員研究員を歴任。2012年より現職。(社)組込みイノベーション協議会委員、内閣府戦略的イノベーション創造プログラム(SIP) 推進専門委員、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 技術委員ほか。専門は経営戦略論、MOT、標準化研究。主な著書に『オープンイノベーション・システム』晃洋書房、『グローバル企業の戦略的提携』(ミネルヴァ書房)。
アドバイザー 仙石 慎太郎
(東京工業大学大学院イノベーションマネジメント研究科 准教授)
2001年東京大学大学院理学系研究科生物化学専攻修了(博理)。 マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク・ジャパン、東京大学大学院薬学系研究科・薬学部、独立系ベンチャーキャピタル、京都大学産官学連携センター寄附研究部門准教授等を経て、2009年4月より京都大学 物質―細胞統合システム拠点(WPI-iCeMS=アイセムス) 准教授・同イノベーションマネジメントグループ代表。ライフサイエンス分野の研究開発マネジメント論、 ES/iPS細胞をはじめとする幹細胞科学技術のイノベーション・産業論の研究・教育に従事する傍ら、iCeMSにおける学際・国際・産学の「3つの連携」の統合的推進の企画立案と実務を担当する。研究技術・計画学会評議員、知的財産高等裁判所専門委員等を歴任。2014年9月、東京工業大学大学院イノベーションマネジメント研究科准教授に就任。